日本百名居酒屋をごらんの皆様。

いつも番組を応援いただきありがとうございます。

10年間続いた居酒屋紀行シリーズも後7回、10月をもって終了を向かえます。

そこで、10月後半、最後に特別番組を放送したいと思います。

タイトル、内容は未定ですが。(笑)

まだ何も決まっていないのですが、その特番に向け、アンケートを実施いたします。

題して、「あなたが選ぶベスト居酒屋」アンケート。

アンケートの実施要領は、旅チャンネルホームページ又は、日本百名居酒屋放送終了後に告知いたします。

完全無記名、応募していただいてもプレゼントは無し。

こんなことで、アンケートに答えていただけるかどうかちょっと不安ですが、

皆さんのご意見をお聞かせいただきたく思います。

その結果を、特番の中で発表。

太田さんも交えて、視聴者の方々と大ディスカッションなんて言うのはいかがでしょう?

ちょうど良いから、オフ会もそのときに行いましょうか?

あっ!それ良い!

真剣に考えます。

そうすると、特番の収録は9月中ごろだから、オフ会もそのぐらいに。

場所は?東京ではなく、地方がいいかな~?

でも、あまり遠いと、参加者が少なくなりそうだし。

まあ、日本の真ん中あたりで考えます。

何人ぐらい参加していただけるかな~?

それも問題ですね。過去には60名ほど集まったし。

少なくとも7月中には発表できると思いますので、よろしくお願いいたします。

 

先日、6月25日は日本百名居酒屋「くさ笛・樽平」の放送でした。

皆さん、楽しんでいただけましたか?

それでは、早速曲紹介。

#43一曲目.JPG

一曲目は、甲府の風景バックで流した、

MANHATTAN FIVE の

EAST OF THE SUN です。

甲府市は、本当に自然豊かな町。

昇仙峡は、初めて行きましたが、素晴らしい!

こんなところが、市内にあるなんて甲府は偉い!

 

 

#43二曲目.JPG

 

二曲目は、「くさ笛」のバックで使った、

OSCAR PETERSON の

IN A MELLOW TONE です。

大変有名な曲ですね。

それも、オスカーピーターソンの演奏ですから

言うこと無しに素晴らしい。

 

#43三曲目.JPG

 

三曲目は、飛騨高山の街に合わせた、

EUROPEAN JAZZ TRIO の

MIAGETE GORAN YORUNO HOSHIO です。

早い話が「見上げてごらん、夜の星を」。

このアルバムは全て日本の曲を演奏しています。

なかなかユニークです。

 

#43四曲目.JPG

 

四曲目は、樽平のバックで使った、

国府弘子 の

ALWAYS です。

国府弘子の曲の中でも大変気にっている曲です。

樽平の落ち着いた雰囲気にピタリでしょう?

 

 

 

さて今回は、山の幸を十分に堪能。海の幸も良いけれど山の幸も良いですね。

一軒目、「くさ笛」の山菜料理は、まさに山菜フルコース。

しかも、どの料理も食べやすく庶民的なのが良いですね。

くさ笛オカキ.JPG

女将さんもとっても庶民的で気さくな方。

そして、最後にいただいたのが右の写真、「オカキ」です。

メニューにオカキとあるので頼んでみたら、そのまんま

オカキでした。オカキはお茶請けだと思っていましたが、

ビールばかりではなく、日本酒にもあいます。

なんとも不思議な感じですが、皆さんも是非。

まあ、くさ笛のお母さんが、その場で揚げてくれたから

美味しいのでしょうが。

 

甲府どてやき.JPG

今回は、時間が遅かったので(とは言っても、まだ八時過ぎ)

入れませんでしたが、左の写真の「どてやき」も、有名で、ユニークな店です。

何がって、ブー酎があるのです。

ブー酎とは、焼酎をぶどう酒で割ったもの、と言うか、

アルコールとアルコールですから、カクテルと言ったほうが良いかも。

やたらに強い酒で、一杯飲めば、すぐに良い気持ちになれます。

二杯飲めば、もう限界です。日本にもオリジナルのカクテルがあったのでした。

二軒目は、飛騨高山の「樽平」でした。

落ち着いた、良い雰囲気でしょう?

この店は、今は亡き「渡辺文雄」さんに教えていただいた店です。

渡辺文雄さんが生前、飛騨生活文化センターの館長を務めていたとき、何度か行かれたそうです。

山菜も、飛騨牛も美味しいのですが、すじ煮込みが大変美味しいのです。当然飛騨牛のすじ。

さすが、ブランド牛はホルモンも美味しいのですね。

樽平鶏ちゃん.JPG

そして、面白いのが、左の写真。

「鶏ちゃん」です。トリチャンではなくケイチャンと読みます。

レシピは、たれに漬けた鶏肉を野菜(キャベツやタマネギ)と

炒めるという物。

ジンギスカン料理ですかな?

これが、飛騨高山では普通の居酒屋メニューにあると言うのですから、

驚きです。

なかなか美味しいので、今度自宅で作ってみようかな?

 

もう一軒、以前取材した「トニオ」にもご挨拶。

最近、飛騨高山には外国人のお客さんが多いと聞いていましたが、夜になると、このトニオに集まるのだそうです。

ロンドンパブのような店ですから入り易いのでしょう。

トニオ漬物ステーキ.JPG

しかし、ここで又珍しいものを発見。

メニューに漬物ステーキとあるではないですか。

それが右の写真です。

要するに、古漬けになった白菜漬けを炒めて、

卵でとじたもの。そこに削り節をぱらっと。

ステーキとは凄いネーミングですが、

高山に伝わる昔からの家庭料理だそうです。

これが、ジントニックにピタリと合うから

不思議なものです。

 

卵とじは、本当に日本中にありますね。くさ笛ではつくしの卵とじをいただいたし、青森の味噌貝焼きも、卵とじのようなものです。さらには、親子丼やカツ丼も卵でとじます。

かく言う私も、みょうがの卵とじが大好きです。卵とじ!万歳!

最近、続けて鯵の干物をつまみに飲みました。

鯵の干物というと、旅館の朝食で良く目にしますが、酒の肴にしたことは余りありませんでした。

さらに、沼津などのお土産で買ってくることはあっても、ごはんのおかずになるぐらいでした。

(今までのお土産で最も美味しいと思ったのは、唐津で買った鯵の一夜干。小振りの鯵を魚屋さんが自宅の屋上で干したと言うもの。凄く安かった記憶があります。)

それが、森下の某有名店で、自家製の干物を提供しているのを見て、食べたくなったのです。

一軒は、王子の小さな大衆酒場、「一福」。

一匹300円の値段に引かれて食べてみると、美味しい!

焼き豚とおでんが有名な店で、特製チュウハイが良い味出しているのですが、そのチュウハイに鯵の干物がぴったり!

今の時期、鯵は旬だそうで、良い干物が入るとのこと。

一人でぶらっと自分の時間を持つには良い店です。

そして、もう一軒は、東京駅八重洲、ブリジストンビルの裏手にある「魚がし」。

オフィス街の真ん中なのに、一軒家が奇跡的に残っています。一階はカウンターで、二階は座敷の宴会場のようです。

前を通りかかって二階のベランダを見上げると、干物用の篭が幾つか見えます。

これは、干物の自家製を作っているな!と思い、カウンターで一杯。酒は会津娘、言うこと無しです。

旬の大き目の鯵を一晩二階で干すそうですが、その美味しいこと!

脂の乗った極上の鯵。その脂が焼けて、凄くジューシー。そして、凝縮された鯵の旨み。

これは、新鮮な鯵を、干して、すぐ食べる、自家製だからこそ出来ることでしょう。

もう一品、コハダを注文すると、これまた、絶妙の〆具合。

スッパ過ぎずに、それでいてしっかり酢と塩の味を保っています。

皿には、カンパチのすなずり部分が二切れ乗せられ、さっぱりしたコハダと対照的な味わい。

なかなかにくい演出です。

干物は、居酒屋さんで自家製もできるのですから、どんどんやって欲しいものです。

(一部ではそれを売り物にしているチェーン店もあるようですが、私は行った事がありません。)

しかし、干物を食べだすと、どうもご飯がほしくなるのは何ででしょう?

昨日6月11日は、日本百名居酒屋「ほづみ亭・たにた」の放送でした。

皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?

それでは早速曲紹介。

#42一曲目.JPG

一曲目は、宇和島の景色バックに使った

EARL KLUGH の

MAYBE TONIGHT です。

このところアールクルーをちょっと使いすぎでしょうか?

南国のような景色と良く合うと思いますが。

このアルバムは、ベスト版です。

でも、初期の頃の名曲はほとんど入っていないのが残念。

 

 

#42二曲目.JPG

 

二曲目は、ほづみ亭のバックで使った曲、

HOD O'BRIEN の

I REMEMBER YOU です。

このアルバムは、ジャケットが良いですね。

渋い!

 

 

#42三曲目.JPG

 

三曲目は、松山の風景バックに使った、

和泉宏隆 の

DREAM DUST です。

和泉宏隆も最近お気に入り。

ずいぶん使いましたね。

このアルバムのジャケットはシンプルで良いですね。

 

 

#42四曲目.JPG

 

四曲目は、たにたのバックでかけた曲、

KENNY DORHAM の

LOTUS BLOSSOM です。

ケニードーハムのトランペットは良いですね。

透明感がある。

 

 

 

さて今回は、宇和島と松山を訪ねたわけですが、どちらも魚が大変美味しいと言う印象です。

ほづみ亭サバ.JPG

特に、ほづみ亭の魚は凄いです。

右の写真は、番組には出てこなかった、サバの刺身です。

写真でも分かると思いますが、その綺麗なこと。

包丁を入れた角が鋭く尖っています。

その食感は、こりこり!そして、甘い!

こんなサバは、ほとんどお目にかかったことがありません。

番組にはほとんど登場しませんでしたが、板長さんの腕は

大変素晴らしいものです。そして、いぶし銀と言う言葉は

彼のためにあるのではないかと思えるぐらい渋い!

東京や大阪からは、かなり遠いですが、行ってみて絶対損はしません。

宇和島エターナル.JPG

そして、宇和島で新しく発見したのが、左の写真の店。

エターナルと言うカジュアルバーですが、インテリアがナイスです。

広々とした店内は、何段かの広い階段風になっていて、それぞれに

違ったソファーが配置されています。

そして、一番奥には半分個室になった部屋と、その反対側に5名ほど座れる

カウンター。バックバーには、ウイスキーやジン、リキュールなどが並びます。

若いバーテンダーと、ママと呼ぶのがふさわしい美人のオーナー。

ママは、カジュアルなファッションですが、接客、料理、ちょっとした酒作りまで

難なくこなしています。

聞くと、宇和島市内のクラブでチーママをしていたそうです。

とても気楽なバーで、居心地抜群。

皆さんも是非。

 

 

宇和島シック.JPG

そして、もう一軒宇和島で発見したのが右の写真、

バー「CHIC」です。

店内は、高い天井に、BGMはジャズ。

店の真ん中には、ジャズのレコードがレコードショップのように

並んでいます。

そして、ウイスキーの品揃えが凄い!

何で宇和島に?と思うような貴重なものが並んでいます。

マスターはまだお若いですが、そうとうのこだわりを持って

店をやっていらっしゃいます。

たにたトウモロコシの天ぷら.JPG

 

後半は、松山の名店、たにた。

魚が大変美味しい店ですが、右の写真は、取材の後に

オーダーした、トウモロコシの天ぷら。

これがこれで大変美味しい!ビールのつまみにぴったりです。

北海道の居酒屋なんかにありそうですが、未だ出会ったことは

ありません。

かき揚げみたいにかたまっておらず、ちょうどいい感じにばらばらになっているところがミソです。

マスターの話を聞きながら、長い時間楽しめます。

松山露口.JPG

 

そして、松山と言えばなんと言っても露口。

このバーを外すわけにはいきません。

今回も、ご挨拶のつもりが2時間ほど滞在。

色々面白いお話を聞きました。

最近流行っているハイボール。松山では、サントリーのCMの最後に、

「松山の夜はハイボール」と言う小雪のコメントが入るそうな。

露口でも最近ハイボールの注文が増えたそうです。

露口では50年も前から変わらず同じスタイルで作っているのに。

しかし、CMの効果は凄いですね。

まあ、小雪が良いからでしょうが。他のタレントだったらここまで効果は期待できないような。

松山アホウドリ.JPG

 

 

最後に、もう一軒バーを。右の写真、なんと読むか分かりますか?

正解はアホウドリです。漢字は信天翁。

店はいたってオーセンティックな雰囲気。

チョイ悪オヤジといった感じのマスターが、素晴らしいカクテルを作ってくれます。

 

松山には、ゆめまぼろしと言うバーもあります。

これが本当に夢か幻かと思えるような豪華なバー。

カウンターが広すぎて、カクテルに手が届かないのが難点かな?

 

最近は、居酒屋巡りより、バー巡りが多くなってきました。

やはり歳を取ったのでしょうか?居酒屋を何軒も廻れるような体力が

なくなってきました。居酒屋では何か必ずつまみますものね。食べるのにはかなり体力を使いますから。

先日、神田の「むら治屋」(以前、なぎらさんの番組でご紹介し、居酒屋紀行オフ会もやらせていただきました。)に、久しぶりにお邪魔し、美味しい日本酒をいただいてきました。

それが、全く知らなかった日本酒。日本中にはまだまだ素晴らしい酒があるのですね。

一本目は、広島市東部の安芸区にある蔵、梅田酒造の「本州一」。

かなり小さい蔵らしいのですが、爽やかな中にしっかりコクのある良いお酒でした。

そしても一本は、長野県小布施ワイナリーが作った日本酒、小布施蔵。

小布施ワイナリーは全てのブドウを自分で栽培し、ワインに醸す蔵として聞いたことがありましたが、

日本酒を造っているとは知りませんでした。

ワインのマグナムボトルに入ったその日本酒は、「J」純米吟醸原酒ミヤマニシキとありまあした。

ワインと日本酒を足して二で割ったような味。素晴らしいものでした。

後で調べてみると、冬の二ヶ月間だけワイナリーのスタッフで醸造しているとの事。

しかも、全て地元の米で、量は少ないですが、何種類か作っているようです。

以前、満寿泉のワインボトルに入った吟醸酒を飲んだことがありますが、あれとはちょっと違う、地味ですが、とても味わいのある日本酒でした。

他の名酒居酒屋と違い、むら治屋さんは全く名の知れない日本酒を次から次へと仕入れるので、定期的に行かないと酒類がころっと変わってしまいます。

それを、ご主人が面白がっているところが良いですね。

 

さて、日本百名居酒屋もそろそろ終焉を迎えます。(正確には10月第二週をもって終わります)

そこで、最終回の後に特番をやろうかと考えております。

10年間の放送を振り返っての大宴会?

10年間で紹介した店を全てダイジェストにする?

10年間の放送の中からベスト居酒屋を決定する?

まあ、いろいろな案は有るのですが。

そうだ、オフ会もしなければ!

皆さんは、どう思われるでしょう?

とりあえず、「いい酒、いい人、いい肴」と言う太田さんの名文句を借用し、

視聴者の皆様からアンケートを取ろうかと考えております。

詳しくは、7月になったらホームページと番組の終わりで発表いたしますのでお楽しみに。

 

10月まで、後9回の放送。いや~長かった。

しかし、これだけ長く続けてこられたのは、皆様視聴者の熱い声援があったからと深く感謝しております。

まだ終わったわけではありませんので、これからもよろしくお願いいたします。

昨日、5月28日は「日本百名居酒屋 美人亭・とんちゃん」の放送日でした。になさん楽しんでいただけたでしょうか?

早速、曲紹介。

#41一曲目.JPG

一曲目は、高松の風景に使った

寺井尚子 の ONLY BLUE です。

久しぶりの寺井尚子。

瀬戸内海の穏やかな海にヴァイオリンが

良く合っていると吾ながら関心。

 

#41二曲目.JPG

 

 

 

二曲目は、美人亭バックに使った

MILT JACKSON の

ISN'T SHE LOVELY です。

有名な曲ですね。

#41三曲目.JPG

 

 

三曲目は、高知の風景バックに使った

STAN GETS の

TOOTSIE ROLL です。

高知県は、アルコール消費量で秋田県と1,2番を競っているらしいですね。

 

#41四曲目.JPG

 

四曲目は、とんちゃんのバックで使った、

HEAB ELLIS の

BESAME MUCHO です。

ベサメムーチョ、と言えば日本でもたいへんに有名な曲ですね。

 

 

 

 

さて今回は、高松と高知にお邪魔したわけですが、なんと10年ぶりです。

居酒屋シリーズが始まってすぐに美人亭ととんちゃんを訪ねました。

どちらのお店も、変わらず、大変居心地の良いお店です。

美人亭は、何しろ魚が美味しい。そして、地元のお客様が楽しんでおられるのが手に取るように分かります。

常連さんの中には、5時開店なのに、4時過ぎには来店される方もいらっしゃるとか。

女将さんは、あまりに早いので、せめて4時半過ぎにいらしてください、と釘を刺したとか刺さないとか。

そして、私がお邪魔したときには、ご夫婦で来店され、座敷に座る前にカウンターの魚を注文して、お茶と、ごはんで晩御飯にされている方もいらっしゃいました。

本当に魚だけを食べに来ていらっしゃるのですね。

 

高松は、久しぶりなので、何軒かはしごをしました。

一軒は、まことにオーセンティックなバー「ふくろう」。

高松ふくろう.JPG

それが、右の写真です。

店内は、長いカウンターに、後ろはソファー。

渋いマスターが一人でやっておられます。

私が店に入ったとき、ソファーの真ん中に大きな花を生けている女性が一人。

後ろを向いていたのでお顔は拝見しませんでしたが、とても髪の長い方で、印象深く記憶に残りました。

カクテルを二杯いただき、他のバー聞くと、「チロリン亭」と「アンバー」と言う店を紹介していただきました。

バーは、どこへ行っても、良い店を紹介してくれるので、大変助かります。

居酒屋もそう言ったネットワークがあれば良いのにと思うこのごろですが。

さて、まずは「チロリン亭」。アーケードの二階と言う珍しい立地。

店内は、それはそれは古い感じです。マスターもかなりお年で、話を聞くと、日本バーテンダー協会初期からの重鎮だそうで、堺の名バー「オールドパー」のマスターとはお友達。

「確か、オールドパーは閉めたはずです。」とちょっとショックなことをお聞きしました。(写真が無くてすみません。)

高松アンバー.JPG

もう一軒、教えていただいたバー「アンバー」へも。

看板が示すとおり、店内は猫の人形などのオブジェが、沢山並んでいました。

猫好きには堪えられない店です。

こちらのバーテンダーさんは女性。

なかなか素晴らしいカクテルを作ってくれます。

色々話すうち、後ろで束ねた髪の毛がかなり長いことに気が付きました。すると、

「先ほどは失礼いたしました。」と。

首をひねっていると。髪を下ろし、その全容が。

あっ!さっき、ふくろうで花を生けていた方だ、とやっと気が付き、こちらこそ失礼いたしました。

その長さは、腰を越えて足まで届くほど。日本一長い髪を持つバーテンダーさんだと確信いたしました。

高松鶴丸.JPG

最後は、高松と言えば讃岐うどんと言うことで、「鶴丸」へ。

かなり遅い時間でしたが、店内は満員。

どうにか席を確保し、頼んだのは、温玉ぶっかけ。

熱々の釜揚げうどんに生卵。

そして、生醤油をかけて、混ぜて食べる和風カルボナーラ。

これが、最高に旨い!

東京でもこんなに旨い締めのうどんがあれば、必ず流行るのに。

と残念でなりません。

少なくとも閉めのラーメンよりは体に良さそう。

(後で聞いた話ですが、ある有名なカレーうどん好きな評論家が、ここでカレーうどんを食べたそうな。首をひねって、「ぶっ掛けにすればよかった。」とつぶやいたと。

そうです、腰の強い讃岐うどんにカレーは似合わないと思います。

京都などの、腰の弱いうどんにこそ、出汁カレーが合うのでしょう。)

 

そして、高知。

まずは「とんちゃん」。さすがに酒飲みの町だけ合って、肴は選びません。(と言ってもとんちゃんの料理は何でも美味しいのですが。)

高知ならではの魚(カツオなど)ではなく、大衆酒場の定番である煮込みや焼きとんで、豪快に飲みます。

いやー楽しい!番組でも出てきた、天窓、一階からの手動のエレベータ。見るもの全てが、遊び心いっぱい。

こんな店を作れたらどんなに楽しいでしょう。誰か、東京にこんな店を作らないかな?

 

もう一軒、「くろそん」という有名店にもお邪魔しました。

ここの名物は、シオタタキというカツオのたたき。この店が発祥らしいのです。

確かに、塩味が付いていてそのまま食べて大変美味しい。

さらに他の刺身や、日本酒も素晴らしく、いつも予約で一杯。

(実は、取材の交渉をしたのですが、タイミング悪くご主人が怪我され、しばらく休むとの事。あえなく取材は断念したのでした。)

高知タマテ.JPG

そして、もう一軒。太田さんが良く記事に書いている、「タマテ」にもお邪魔しました。

本来は割烹ですが、カウンターも少しあり、そこで、ちょっとも飲みも出来ます。

 

 

 

 

 

 

高知タマテチリ.JPGそこでいただいたのが、右の写真。

料理の名前は失念しましたが、白身の魚の薄作りに、薬味やこんにゃく、貝類などが、沢山のって来ます。

聞くと、タマテの名物だそうです。

これは楽しい!一皿で二度と言わず、十度以上楽しめる逸品です。

皆さん、高知に行ったら、とんちゃんで肉を楽しみ、タマテで魚を楽しんでください。

実は、この後もう一軒、バーにも言ったのですが、良く覚えていません。

あー、又記憶を無くしてしまった。

太田さんの新刊が5月15日に発売されました。

その名も「愉楽の銀座酒場」。(サイン会も予定されているようです。)

私も、今読んでいる最中ですが、さすがに凄い。銀座の店ばかり73店も紹介されています。

銀座酒場.JPG

装丁も太田さんです。

表紙の写真は「テンダー」。中表紙は「ルパン」。

『銀座百点』に連載されていたものの単行本化ですが、その銀座百点は銀座に行かないと手に入りませんから、全国大田ファンには嬉しい限りです。

私も、何軒かの店にお邪魔したことはありますが、取材の内容と文章がさすがです。

明日にでも行きたくなるような店ばかり。

今思えば、私の銀座デビューは大学を出てすぐ。商社に入社した同期が、会社で輸入しているワインを出す店に連れて行ってくれました。

「ワインバー」と言う、まことに分かり安い名だったように思いますが、安くて良い店でした。

フランスパンが400円で、バター塗り放題。それに2000円のワインをボトルでもらいしこたま酔ったような記憶が。

その店は今は鳥料理の店になってしまいました。

そして、同じ頃連れて行ったもらったのが、「機関車」。

まだ大学出たての若造が、あの名バーのカウンターに座ったとは、かなり恥ずかしいかぎりです。

その機関車も今は無く、(その経緯は、銀座酒場に詳しく書いてあります)そじ坊になっています。

機関車のバーテンダーさんが、「TARU」のカウンターで、シェイカーを振っていると聞いて、出かけたものでした。

そんな、思い出にふけるにも、この本は最適です。

 

閉店すると言えば、昨日、王子さくら新道の「あんでぃら」が最後の日でした。

あんでぃら.JPG

かなり以前の東京人の中の太田さんの記事に出てきますが、最近私のお気に入りでした。

何が良いかと言うと、沖縄の居酒屋そのものなのです。

肩の力が抜け、だらだらと飲める泡盛。

ネーネーの地元宮古島から取り寄せる食材で作った沖縄料理の美味しさ。それも、昔からの作り方で、何も新しいものはありません。

たまに、宮古島出身の唄者が三線を弾きながら歌ってくれることもありました。

あ~残念。

 

 

その「あんでぃら」の両隣に面白い店がありますので、ちょっと紹介。

一つは「リーベ」と言う古いバー。昭和27年からやっていると言うからもう50年を越えています。

いつもは、ママと老バーテンダーで営業されていますが、私が入ったときは、ママの娘さんが老バーテンダーに変わってお酒を造ってくれました。

その昔は、滝野川に醸造試験場があり、洋酒より日本酒が多く出たと言う話や、王子製紙などの大企業があったころの繁盛期の話など、王子の生き字引です。

もう一軒は、「秀楽」と言う居酒屋。秀楽という名前の店はなんと5代目。店主はそれぞれ変わっても、大家さんの意向で、名前だけは変えないでくれと言うことだそうです。

今の店主は、なかなかの好青年。(青年と言うよりはもう少し上かも)

生ビールはエビス。ホッピーは3冷です。お通しも少しづつ三品ありますし、なかなかの料理人とお見受けしました。

小さい店ですが、頑張ってもらいたい店です。

今週の木曜日14日は、日本百名居酒屋「味乃さつき・菜菜かまど」の放送日でした。皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?

それでは、早速曲紹介。

#40一曲目.JPG

 

一曲目は、

FABRIZIO BOSSO の

MAMIHLAPINATAPAI と言う曲です。

どうもスペイン語らしいのですが、ちょっと不明。

南国鹿児島の雰囲気と銅像にあっていたでしょう?

 

 

 

#40二曲目.JPG

 

二曲目は、

ERIC REED のTEDDY'S TUNE です。

味乃さつきのバックにかけた曲は、居酒屋紀行シリーズとは

変えてみました。

理由は内緒です。

分かっている人もいるでしょうが。

 

 

#40三曲目.JPG

三曲目は、

EARL KLUGH の

DR. MACUMBA です。

懐かしいですね。

市役所前を通る市電の映像と

桜島をバックに港に入る船のシーンに

とてもあっていると自負しております。

 

 

#40四曲目.JPG

 

さて、四曲目は、「菜菜かまど」のバックにかけた、

和泉宏隆のGLADIOLUSです。

曲名は、グラジオラスですよね。

このアルバムも気に入っております。

 

 

 

 

今回は、鹿児島を訪れたわけですが、皆さんいかがでしたでしょう?

鹿児島と言えば、芋焼酎。しかし、東京では焼酎ブームも落ち着いたようです。

下火になることはありませんが、以前ほど熱狂的なブームは終わりました。

今回の二軒もやはり焼酎でしたね。

一軒目の「味乃さつき」は三岳。これが飲みやすくて、大変美味しいのです。そして、娘さんの揚げたつけあげにとっても良くあうのです。

太田さんが番組の中で、日本一のつけあげと言っていましたが、あながち間違いではないと思います。

それほど素晴らしい!

 

そして、もう一軒「菜菜かまど」では、古八幡でしたね。

八幡の蔵には、もう10年も前、記念すべき全国居酒屋紀行の第一回目にお邪魔したことを思い出します。

その頃はまだ、東京で焼酎を飲む人はいなかったと思います。しかし、現地で味見させていただいた蒸留したての原酒が素晴らしかった!これなら絶対全国的になると実感した瞬間でした。

菜菜かまどでも、つけあげをいただきましたが、これはさつきのものとはぜんぜん違って、ふわふわ。

この二つのつけあげを食べ歩くのは、大変興味ある味比べになるでしょう。皆さんも是非挑戦してみてください。

 

鹿児島には、屋久島と言う良い店もあります。

屋久島.JPG

 

それが右の写真ですが、私にとっては面白いことが。

以前居酒屋紀行のときにこの店も紹介したので、ちょっとご挨拶へ。

すると、カウンターに体格の良い青年が一人。

話を聞くと、日本丸の教官だそうです。日本丸が鹿児島に寄港。

日本丸と言えば、旧東京商船大学の練習船。日本で最も大きな帆船です。

実は、私の出身は旧東京水産大学。

今では、旧東京商船大学と旧東京水産大学が統合され、東京海洋大学になっているのです。

つまり、私の母校の練習船の教官が隣に座っているわけです。

これは驚き。明日の朝出航ということで、最後の夜にここを選んだ彼に拍手。

日本丸.JPG

 

左の写真がその勇姿です。

やはり船は良いですね。

こんな船に乗って、世界の海に旅立てる学生が羨ましい限りです。

しかし、水産大学卒業の私は、日本丸が停泊していたすぐ脇にある水族館へ。

そこには、ジンベイザメなどの大型の魚類が沢山集められていて、なかなか興味深いものでした。

クエ.JPG

 

右の写真は、たぶんクエだと思いますが、

美味しそうでしょう?

水産学部の連中は魚を見ると、何でも食べたくなる習性があるのです。

いやお恥ずかしい。

B.B.13BAR.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、鹿児島の港近くにある素晴らしいバーを一軒紹介させてください。それが、上の写真です。

店名をB.B.13BARと言うこのバーは、古い銀行の建物の二階にあります。

天井は4メートルはあるのではと思うほど高い。バックバーも天井までつながり、鏡がアクセントになっています。

そして、窓の外には、港の遠景が。(実際に海は見えませんが)

天文館などの中心地からだと歩いて10分ほど掛かりますが、損はしません。

カクテルやモルト(なんと、西酒造のはなたれもある)も素晴らしいのですが、その空間の見事さに見とれてみてください。

この先はもう沖縄につながる海だと思うと、ひとしおです。

昨日、銀座のフォーシーズンズと言うバーにお邪魔したところ、NBA(日本バーテンダー協会)全国大会のポスターが。

今年は6月7日に新宿の京王プラザホテルで開催されるそうだ。

その大会にここのバーのバーテンダーである吉本さんが本選に出場されるとの事。

オーナーバーテンダーである勝亦さんは、以前全国大会で優勝された経歴を持つ。

以前から思うことだが、バーにはしっかりした団体があり、カクテルの技を競う大会があるので、それを目指してバーテンダー諸氏は腕を磨くのだ。

それは、ただ単にカクテルの美味しさと言う事だけでなく、バーのトータルの演出そして雰囲気を作り出す事にもつながっていると思う。

さらに、全国のバー同士が横のつながりがあり、どこへ行っても良いバーを教えてくれる。

飲む側としてはまことにありがたく、安心して飲み歩けると言うわけだ。

しかし、居酒屋にはこうした団体も競技会も無い。なので、良い店を紹介してもらうこともほとんど無かったが、最近少しづつ変化してきたように思う。

それは、居酒屋の店主が暇を見つけて、他の店へ飲み歩きをしているようなのだ。

私の地元浦和の和浦酒場の店長は、太田さんの居酒屋味酒覧をもって、全国をまわっている。北海道から大阪九州まで。

札幌の魚菜のご主人夫婦も、東京や大阪の店を廻ったと聞いた。

船橋の三番瀬のマスターなど、今度どこどこへ行くので、良い店を教えてとわざわざ電話をしてくるほどだ。

この傾向は大変素晴らしいと思う。

店を休まないと、遠くへは飲みに行けないし、ほとんどの店が日曜休みだったりするので、かなり困難だとは思うが、他の店を見て、良いところは取り入れる。悪いところは反省する。

そんな向上心が居酒屋にも欲しいところだ。

まあ、全国の居酒屋をまとめる団体など到底できそうもないので、居酒屋のご主人一人一人がそんな感覚で、全国の居酒屋を廻ってくれれば、良い居酒屋が増え、横のつながりも深まるであろう。

そんな将来に期待して、今日も一杯やりに近くの居酒屋へ。そして情報交換でも。

先日の木曜日(4月23日)は、日本百名居酒屋「安楽子・ざぼん」の放送日でした。

皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?

早速、曲紹介。

#39一曲目.JPG

一曲目は、長崎の風景バックに使った、

EARL KLUGH の

LONG AGO AND FAR AWAY です。

アール・クルーと言えば、今から30年ほど前、

大変流行ったミュージシャンです。

まあ、ジャズと言うより、フュージョンですが。

私など、懐かしくって懐かしくって。

つい使ってしまいました。

 

#39二曲目.JPG

二曲目は、「安楽子」のバックで使った、

岡安芳明 の

HOW ABOUT YOU です。

安楽子は、いつも地元の人たちで混みあう、

大変居心地の良い店です。

奥の座敷や二階から楽しそうな話し声が

いつも聞こえてきます。

 

 

#39三曲目.JPG

 

三曲目は、長崎原爆投下地付近で使った

LOUIS SMITH の

STARDUST です。

皆さんは、美の壺と言うNHKの番組をご存知でしょうか?

谷啓が案内役を務める美についての番組ですが、

BGMは全てジャズ。良い番組です。

今は、草刈正雄が案内役を務めているそうですが。

 

#39四曲目.JPG

 

四曲目は、「ざぼん」のバックで使った、

MANHATTAN FIVE の

EAST OF THE SUN です。

ざぼんは難しい字ですね。

以前、2泊3日の旅と言う番組を長崎でやったとき、

地元の方から「良くざぼんを知っているね。」と、

驚かれたことを思い出します。

それほど隠れた名店です。

 

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今回は、長崎を訪れたわけですが、JR九州の特急列車は良いですね。

右の写真は、有明海沿いに走る特急かもめの写真ですが、私が一番好きな特急車両です。

思えば、最初に長崎ロケをしたときに、福岡から長崎への移動に使ったのが、白いかもめの一番列車でした。

そのときの福岡駅のお祝いムードが忘れられません。

外装は白。内装は黒を基調に洗練されたデザイン。

一つだけ難を言えば、荷物棚が小さいことかな。

皆さん列車の旅を楽しみましょう。

駅弁とビールを片手に、車窓を流れる風景を眺めれば、これから訪れる旅先への期待がずっと大きくなること請け合いです。

 

さて、今回の二軒、「安楽子・ざぼん」はいかがでしたでしょうか?

どちらもとてもアットホームな、居心地抜群の店です。

 

その他にも、良い店が沢山あります。

おでんの桃若も家族でやっている笑い声の耐えない店。おでんも美味しいのですが、息子さんがとても良い男。男の私から見てもイケメンだと言うことがはっきり分かります。

店内が全てコースターのコレクションで埋まっているバー・ランプライター。ここも、息子さんが店を継いで頑張っています。(ご主人のマスターが引退したわけでは有りませんが。)

マスターのカードマジックが見られるかもしれない、真っ暗なバー・ビクター。ビクター(電機メーカーの)の犬の置物が何匹かいるのが印象的。

そして、残念なのが、3月末をもって閉店した、バー・yamamoto。今回、最後の何日か前にお邪魔しました。店内には、全国から寄せられた花々が所狭しと並んでいます。閉店する店に、こんなに沢山の花が寄せられているのを始めてみました。それほどお客さんに愛されていた証拠でしょう。本当に残念です。

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そして、残念と言えば、長崎ではありませんが、久留米の鳥喜。

居酒屋紀行のときは、取材お断りと言うことで紹介できなかったのですが、百名居酒屋には是非登場して欲しいと思い再度アタック。

しかし、結果はあえなく敗退。前回の様子は、髭コラムに書きましたが、今回は内緒で写真を。

西鉄久留米駅近くの路地を入ったところにあります。

良い雰囲気でしょう?店内はもっと良いです。そして、ご主人、息子さんも最高。

でも取材はNG。

残念だなーと店の前にたたずんでいると、なぜか私の名前を呼ぶ声が。振り向くと、自宅の近くの立ち飲み居酒屋でよく合う方が。熊本の実家へ帰る途中に久留米で途中下車したそうな。

その方もお酒の関係の仕事をしている方なので、全国を飲み歩いています。早速、鳥喜は良い店ですよ、と紹介しました。

その後、立ち飲みでふたたびお会いしたとき感想を聞くと絶賛。やはり!私の目は間違いではありませんでした。

しかし、偶然とは恐ろしいもの。でも、偶然地方の居酒屋の前でばったり会って、良い店を紹介できるなんて、番組をやっていて良かったと感じる瞬間でした。