髭コラム 第4回
●名居酒屋が多い仙台
東北シリーズ2回目は仙台にお邪魔した。
仙台といえば名居酒屋の多い都市だ。
以前のシリーズでは、源氏、一心、きゃりっこ亭、かん、酔亭、門、
笑仙、ぶんぶん、時郎屋を紹介させていただいた。
その他も個性的な店が多く、私の記憶に残っているのは、
仙台銀座の中にある「さのや」。
酒屋さんがやっている角打ちの様な店だが、古びた店内はとても居心地が良い。
そして、もう一軒は、「重箱」。
ビルの地下にある何の変哲も無い内装の店だが、料理が凄い。
鯨料理などが格安で、とても量が多いので一人では持て余してしまうぐらいだ。
さらにもう一軒は、文化横丁の「やくみ家」。
半地下のような店で、カウンターや小上がりが狭くてなんだかとても落ち着く店だ。
さて今回は、百名居酒屋ということで、大変選ぶのに苦労した。
太田さんと相談し決めたのは「源氏」と「一心」。
対照的な2店を取材させていただいた。
下見も兼ねて取材交渉にまずは「源氏」へお邪魔した。
何も変わらない蔵造りの店内は本当に落ち着く。
個人的にも仙台に来るときは必ず寄るのだが、何度来ても飽きるということは無い。
時間がここだけ永遠に止まっているようだ。
ここで一人静かに酒を飲んでいれば何もいらないという気持ちになる。
BGMもここでは必要ない、というよりは邪魔になるだろう。
(番組では、取って置きの一曲を使わせていただきましたが。)
正に後世に残したい居酒屋N0.1だ。
そして、「一心」へ。日本酒の揃えはやはり素晴らしい。
次から次へ種類を変えて飲んでみたいものだが、
せいぜい3合しか飲めないのが残念だ。
もっと酒が強ければ楽しみも増えるだろう。
一つ残念なのは、以前居酒屋紀行シリーズの時取材させていただいた、
渡辺さんが店を辞められた事だ。
落ち着いた物腰で、若いのにとても気持ちの良い接客をされていたのを思い出す。
●仙台の居酒屋は変わる?
二店の取材交渉も済み、まだ時間も早いのでもう少し回ってみよう、
ということで「酔亭」へ顔を出した。
閉鎖が決まったという東一連鎖街の店だがまだ営業している。
周りの店はもう半分以上閉店しているのだが。
一階はカウンターで二階は部屋になっているらしい。
屋台のような店内だが、良い酒と良い肴が揃っていて、大変楽しめる。
さらに、若いご主人夫婦との会話が格好のつまみだ。
地元の日本酒や食材についてもとても良く勉強されていて、話が弾むこと。
源氏で静かに酒を楽しみ、この店で大いに語り合えば仙台の夜は大満足!
なのに、ここでの営業はあと少しだそうだ。
聞くと、現在新店舗を探しているとのこと。
このご夫婦ならどこでも繁盛店を作ることだろう。
(東京に進出したらと常連客に勧められたそうだが、
わたしとしては是非仙台で続けてほしい。また仙台に来るときは寄らせていただきます。)
確かに、この連鎖街は老朽化しており、
火災などの安全面を考えると危険かもしれない。
しかし、現在の技術を使えば再興できるはずなのに、
本当にもったいないことをしたものだ。
そして、もう一店、惜しい店が閉店した。「仙笑」だ。
理由は分からないが、永年続けてきた店が突然閉店した。
熟年のご主人夫婦と年季の入ったカウンター越しに
話をするのが日課の常連さんも多かったことだろう。残念だ。
どうも最近古くからの名店の閉店が相次いでいる。
跡継ぎ問題など様々な問題を抱えているのだろうが、何とかならないものか。
古ければ良いというものではないが、新しい店ばかりになって
日本文化が守れるのだろうか?
マスコミでは若い店、若者が集まる店ばかり取り上げているが、
それではいけないのではなかろうか?
日本文化を守ってきた古い店こそ、取り上げなければいけないと最近特に思う。
日本文化に興味がある若者たちを古い居酒屋に誘い、
良さを知ってもらい、上手くすれば跡継ぎにもなってもらえるかもしれない。
そんなことを考えるのは年を取ったからだろうか?
日本の居酒屋百件を紹介するまでは、番組は終われないという使命感だけはあるのだが。
●空いている店と空いている時間
閉店を余儀なくされる居酒屋の事情として、客の入りが少ないということもあると思う。
居心地の悪い店なら仕方が無いが、良い店なのにどうして客が来ないのだろう?
と首を傾げてしまう店も多い。
それは、宣伝が下手だったり、変な噂が広まったりと様々な理由があると思う。
しかし、本当の居酒屋好きなら自分の感覚で居酒屋に入ってほしい。
空いている店はなんだか心配とか、空いているから美味しくないのだろうとか、
実際に味わっていないのに敬遠するのはいかがなものかと思う。
(まあ、当番組も片棒を担いではいるのですが。)
そして、繁盛店でも空いている時間はあるはずだ。
開店してすぐとか閉店間際とか。
そんな空いている店や空いている時間が好きなのは私だけだろうか?
空いていれば店の雰囲気は良く分かるし、ご主人や女将さんとの話も独占できる。
そして、なんと言っても一番はゆっくり酒と肴が楽しめるということだ。
周りに騒いでいる客も居ないから落ち着けるし、
板さんの包丁捌きにも注目できる。
こんな良いこと尽くめなのだから是非空いた店、空いた時間に居酒屋に行ってほしい。
まあ、居酒屋ならぼられることも無いでしょうし、
もし自分に合わなかったら他の店にすれば良いのだから。
良い店なのに閉店を余儀なくされることの無いように
我々も考えなければと思う今日この頃です。
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「髭ブログ」にさっそくのコメント・閲覧ありがとうございます。
オープン以降、システムの不具合のため、
一部の記事及びコメントが反映されないということがありました。
ご利用の皆様にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
現在は解消されておりますので、引き続きご利用いただけますよう、
お願いいたします。
今後とも「居酒屋のおやじ 髭ブログ」をどうぞよろしくお願い申し上げます。
開店早々の時間帯で一人客になるのは大好きです。理由はオヤジさんと全く同じですが、私の場合は「看板娘と話しやすい」が加わります。
初めてか数回行った店で、店終い中に「まだ飲んでいていいですよ」と言われて、洗い物の音を聞きながら一人客でいるのも気持ちがいいものです。つまみはもう注文できないけれど、酒や泡盛は注文できる。
大阪で閉店一人客になったときはドキドキしました。板さんが帰り、表の電気を落として、若手従業員が床をブラシで磨いて帰りました。女将に「もうお終いですね。じゃあまた大阪に来たときは」と言ったら「まだいいですよ、飲んでてください」と言われました。『もう閉店じゃない、女将さんと二人だけだ、え~!え~?まさか』という男性的な妄想も起こりつつお酒のお代わりをしながら見ていたら、女将さんには帳簿の仕事が残っていたようでした。
帳簿付けが終わったら、何事もなく「また大阪にお越しになったらお寄りください」で本当の閉店になりました。女将一人で作業をしているのよりも安全と思われたのか、少しでも売り上げを伸ばしたかったのか。
連投すみません。気仙沼「福よし」からの続きです。
17日、朝早くから快速列車で仙台へ。
ひとつ計画していた用事がキャンセルになったため、
市街をぶらぶら歩き。後で行こうと思っていた店候補の
場所(百名居酒屋認定の「源氏」「一心」や「きゃりっこ亭」など)を
確認してから駅に戻り、「るーぷる仙台」という市内周遊観光バスで
仙台市博物館や伊達政宗の像が立つ青葉(仙台)城跡へ。
市街に戻ってから、牛たんの元祖「味太助」で定食を味わう。
東一連鎖街が随分店じまいしていて、これが唯一残念な光景。
帰りの新幹線が19時すぎというのを考え、
17時開店の「一心」に行くことに決めた(「源氏」や
他の店にも未練あったが、文化横丁はちと遠いし・・)。
あれば飲むと決めていた「阿部亀治」。
グラスSサイズで1000円と高価だが、確かにいい酒だなぁ~と感動。
お通しは番組であった通りの活ボタン海老(動いてる)・
まぐろ赤身・ホタテの豪華版。毎回これとは恐れ入る。
あとは岩手タラの昆布〆と肩ロース塩焼き。めちゃ旨である。
これを「綿屋」のお燗や「刈穂」グラスでいただいた。
給仕いただいたおネエさん(番組でも太田さんにされていた方)が美人!
酒や肴はもちろん、今度は貴女に会いに行きます(^^へ
けっこう燐の系列店との行き来が激しいので、頑張って下さい。
あ~,でも今度は絶対「源氏」にも行かないと・・・。
仙台はほんとうにきれいでいい街。ゴスペルフェスティバルなるイベントが
一番町はじめ数カ所で開催されていて、最高の旅が出来て癒されました(^^)V
こんなところです。東北ばんざい!居酒屋ばんざい!
p.s.私は首都圏在住ですが、出身は関西でして、大阪や神戸・京都の
どの店が選ばれるか楽しみです。まず大阪「明治屋」「ながほり」は
間違いないとして(南田辺「スタンドアサヒ」、堺「九十九」も有力?)、
神戸で去年閉店した「元町金盃」が健在なら選ばれてたでしょうね。
でも、姉妹店「三宮金盃」が健在と聞きましたので、
よろしければ、取材をお願いしたいです。
連投すみません。気仙沼「福よし」からの続きです。
17日、朝早くから快速列車で仙台へ。
ひとつ計画していた用事がキャンセルになったため、
市街をぶらぶら歩き。後で行こうと思っていた店候補の場所
(百名居酒屋認定の「源氏」「一心」や「きゃりっこ亭」など)を
確認してから駅に戻り、「るーぷる仙台」という市内周遊観光バスで
仙台市博物館や伊達政宗の像が立つ青葉(仙台)城跡へ。
市街に戻ってから、牛たんの元祖「味太助」で定食を味わう。
閉鎖される東一連鎖街がひっそりしてるのが唯一残念な光景。
帰りの新幹線が19時すぎというのを考え、
17時開店の「一心」に行くことに決めた(「源氏」や
他の店にも未練あったが、文化横丁は遠いし・・・)。
あれば飲むと決めていた「阿部亀治」。
グラスSサイズで1000円と高価だが、いい酒だなぁ~と感動。
お通しは番組であった通りの活ボタン海老(動いてる)・
まぐろ・ホタテの豪華版。これが毎回とは恐れ入る。
あとは岩手タラの昆布〆と肩ロース塩焼き。めちゃ旨である。
これを「綿屋」のお燗や「刈穂」グラスでいただいた。
給仕いただいたおネエさん(番組でも太田さんにされていた方)が美人!
酒や肴はもちろん、今度は貴女に会いに行きます(^^へ
ただ、隣りの系列店との行き来が頻繁で、大変忙しそうだ。
あ~,でも今度は絶対「源氏」にも行かないと・・・。
仙台はほんとうにきれいでいい街。最高の旅が出来て癒されました(^^)V
土産の「ずんだ餅」も絶品!こんなところです。東北ばんざい!居酒屋ばんざい!
あれ~、コメントがダブってすみませんm(_ _)m
気仙沼のところでは、投稿後にすぐ掲載が確認できたのですが、
こちらではすぐ確認できず、「エラーかもしれない」と入れ直したんです。
結果、二重投稿になってしまいました(^^へ
今後の百名居酒屋選定予想に戻りますが、今住んでるところで
「~紀行」シリーズで紹介されたのは藤沢の「久昇」です。
ここはベスト100に選ばれると思ってますよ。
例の料理長は健在のようで、近じか行ってみようかな・・。
皆様、あけましておめでとうございます。
突然ですが、仙台の「一心」さんから年賀状が届きました。
以前、お店でのアンケートに答えたので、住所と名前は
残してきたが、送られてくると思わず、ビックリ。
一心さん、ありがとうございます。鎌倉のKです。
今月中には行けません(特典の恩恵に預かれません)が、
嬉しかったです。是非また訪れますので、よろしくお願いします。
貴店にとって、今年もよい年でありますように(^^)V
明けましておめでとうございます。穏やかな三が日、皆様、アルコールにも負けず、健やかにお過ごしになられたことと存じます。
年賀状、「和浦酒場弐」からいただきました。関係全店のスタッフが弐号店前に勢揃いした賑やかな写真でした。近いうちに。
豊橋「千代娘」からもいただきました。関西の帰りに途中下車しよう。
元旦は都内で、昼はサイゼリアでワイン(マグナムサイズ1500ミリで1060円、安い)、夕方はばーみあんで紹興酒を飲みました。食事系のつまみで、たまにはいいものでした。
お節は年末からつまみにし始めたので、もう乾き物で飲んでいるようです。安いブツでもいいから生もので飲みたい。スーパーに行こう。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。
楽しく拝見しております。
酔亭には出張の度に通っておりましたが、残念です。
因みに酔亭のお二人は夫婦ではなく、姉弟と聞いております。
携帯に登録しました。
携帯からこのコラムを読むのが楽しみになりそうです。
それでこのコラムの所を読んで今はパソコンから書き込みしています(笑)
居酒屋を思う文章の所で、はやりの店とかオシャレな店とかマスコミが取り上げている店について、
私も同意見だと思いました。
早い時間にいって店の人と話をするのが好きです。
忙しくなったら話もできないですもんね。
でも取り上げられる店は、話をすることもなく店の人と接する事が少ないような気がします。
私の好きな居酒屋っていったら、太田さんが行っている店が好きだなって思いました。
美味しいお酒と美味しい魚といい人
そんな店本当好きです。
後人情も。知らないお客さんと話して楽しくお酒飲むの好きです。たまに飲み過ぎて反省もしてますが。。
太田さん大好きですw
オフ会の話、私もいきたかったな。
もうないのかな~。