2008年2月アーカイブ

明日の木曜日28日21:00から日本百名居酒屋#11「魚仙・ねんじり亭」の放送が始まります。

どちらのお店も、遠くからのお客さんが、わざわざ足を運ぶという名店です。是非ご覧ください。

この二軒のようなお店が近くにあったら、毎日でも行ってしまいそうですが、最近見つけた珍しい店のお話を一つ。

場所は中野。サンモールの脇のすごーく狭い路地を入ったところの立ち飲みバー。名は「泡」。トリスや角のハイボールがメインということで、角のハイボールを頼むと、なんと湯飲みに入って出てきました。すし屋で出てくるような大振りの湯飲みです。驚いているうちにバーテンダー氏が「オーナーも含めて皆で器の飲み比べをしたら、この湯飲みが一番飲み易かったのです。」と声を掛けてきました。半信半疑で口をつけると、確かに飲み易い。すいすいと飲めてしまいます。しかし、ハイボールを飲んでいる気がしない。なにか、麦茶を飲んでいるような感じです。しかし、アルコールですから酔っ払うわけです。

結論。酒は酒であってノンアルコール飲料ではないのだから、それなりに刺激や飲み難さが有ってしかるべき。やはり、酒は大人の飲み物!苦くたって良いのだ!

パパジョン縮小.JPG野毛、パパジョンのマスター島村さんがなくなってはや一週間。お通夜、告別式と参列できなかったので、昨日行ってきました。

着いたのが9時前。店内は満員。それでも一つだけ席があり、座らせていただきました。お客様は皆さんご常連で、マスターの思い出を話されていました。後からどんどんお客さんが来るのですが、店には入れず、皆さん挨拶だけされて帰っていかれました。

やっと、息子さんで現マスターの研一さんと話ができるころにはみんな普通の酔っ払いに。店内は、いつものように大騒ぎです。

そんな中、研一さんが、「マスター(島村さん)は、最後まで、店に出ている夢を見ていたようです。店に出ているときが一番楽しかったのじゃないかな?」とポツリ。

そうなんだ。だからこそ、年中無休で毎日店に立っていたのだ、とふと思えてきました。好きな場所に毎日立てる幸せ。そして、お客さんとのやり取りも本当に楽しんでいました。お客の側もそうです。マスターが繰り出す、駄洒落をみんな楽しみに来ていたのです。

酒場のご主人は、本当の意味でエンターテナーなんだ。お客を楽しませ、酒を楽しませ、そして、自分が一番楽しい。それを貫いたのがパパなんではないでしょうか?仕事だからといって店に立っているような店主では、こう長くは続けられません。本当にパパは偉大でした。

息子の研一さんは、お通夜と告別式の二日間店を休みにしたそうです。常連客はみんな、「それで良い。今度はあなたの店だから。週に一度は休んだら?」と。私もそう思いますが、パパジョンに休みがあることに慣れるまで少し時間がかかりそうです。何はともあれ、今度は研一さんの店作りが始まるでしょう。頑張れパパの息子!

一昨日、焼津に途中下車し、赤兵衛さんにお邪魔して来ました。

ずっと前のコメントで、どなたかが赤兵衛さんは閉店されたと書かれていたので、鵜呑みにしてしまったのですが、ちゃんと、営業されていました。初亀の新酒、大変美味しゅうございました。トンボのはらんぼも凄く旨かった!

本当に赤兵衛さん、申し訳ございませんでした。

お詫びして、訂正させていただきます。

今後、くれぐれもこのような事の無きようにしたいと思います。皆さんも注意してくださいね。

2月14日に横浜野毛、パパジョンのパパこと島村さんが他界されました。

詳しくはhttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080216-OYT8T00082.htmをご覧ください。

そして、http://www.yoko-chan.com/zuja/zu_030725.htmlの記事が私には凄く印象的でした。

思えば、前の記事にも書いたようにバレンタインディのすぐ前、2月12日にパパジョンに行きました。その時は、久しぶりに来た中年男性二人連れが「あれ?パパは?死んだ?」と酔っ払って冗談を飛ばしていましたが、息子さんの研一さんが、「まだまだ元気ですよ。今ちょっと入院してますが。」と軽く受け流していた。そのときが、亡くなる二日前だったとは。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

●築地近くの名店
 日本百名居酒屋も10回目を向かえ、東京の真ん中に帰ってきた。
ターゲットは、中央区築地。名店がひしめく中、2軒に搾ったのは築地「魚竹」と、月島「味泉」だ。
まずは、魚竹に向かった。一年に一回ぐらいしか顔を出せないが、毎回素晴らしい魚を食べられるので、
いつも楽しみにしている。
 5時30分、暖簾が上がると同時に引き戸を開けた。まだお客さんは居ないが、何席か予約が入っているようで、
橋が並べてある。ここの魚はやはり旨い。私が気に入っているのはしめ鯖。適度に温められた燗酒と共に味わえば
至福の時。そのうちにどんどんお客さんが入ってきて、30分もすればほとんど満席だ。人気のほどがうかがえる。
本当にたまにしかこないのだが、顔を覚えていてくださった。取材のOKをいただき、これもたまに来る店「パスティス」に
寄ってみた。ワインが中心の店で、テーブル席がメインだが、厨房の前のカウンターに立って飲むこともできる。
メニューを覗くとポトフとある。それも具が一つづつ独立している。聞くと、創作おでんの様に一つづつ盛り付けるらしい。
店主オススメのグリーンピースをお願いすると、なんと、本当にグリーンピースのみ。おでんのように汁に浸っている。

これは珍しい。しかし食べると美味しい!グリーンピースはどちらかというと好きではないのだが、これならいける。
そして、不思議と(ポトフだと思えば不思議でもなんでもないが)ワインに合う。面白いことを考えたものだ。
ここの主人は、本当に面白く、また来なくちゃと思わせる不思議な魅力がある。

日を改めて今度は味泉に向かった。味泉のご主人も一年以上来ていない私の顔を覚えていてくださった。
しかし、夕方の6時、予約でいっぱいだそうだ。あえなく取材のお願いだけして退散した。
昔居酒屋紀行シリーズで取材したときは、まだ店もゆったりしていて、月島の飲み屋情報について
色々お聞きしたことが懐かしい。今では、人気店の常で予約しないと夕方には入れない。
しかし、予約客が帰った後、9時過ぎならぶらっとは入れるらしいので、今度はその時間にお邪魔しよう。
さて、月島に来るのも久しぶりなので、何軒か寄ってみよう。
まずは「大島や」。立ち飲みの小さな店だが、大変評判が良い。まだ若いご主人だが、安い値段で
いわゆる居酒屋料理を上手く提供している。店の大きさも立ち飲みとしてちょうど良い。
地元の常連客でいっぱい。皆顔見知りのようでカウンターのあちこちから声を掛け合っている。
これこそ、地元に根付いた店だ。いい店に巡り合った。
もう一軒、立ち飲みのバーへも寄ってみた。ティンだ。これぞ立ち飲みという雰囲気で、本当に狭い。
10人は入れないだろう。しかし、すこぶる居心地が良い。こんなバーが月島にあったとは知らなかった。
しかも、本格的なカクテルを次から次へさばいて行く。こんなバーが会社の近くにあったら毎日でも
寄ってしまいそうだ。
 久しぶりの、築地、月島であったが、だいぶ変化していた。近いのだから、たまには顔を出さなければ。

●ちょっと野毛まで
 先日、横浜の野毛まで足を伸ばしてきましたので、ちょっとだけ。
まずは、老舗の「M」へ。5時開店と同時に店の前に立ったが、既に店内に人影が。雨が降っていたので
5時前に入ってもらったらしい。いつ来ても満員なので申し訳ないが、いい店だ。
 次に、横浜の名バー「スリーマティーニ」に聞いた店、「栄屋」に。古ぼけたテーブルが6つの小さな店だが、
なかなか酒と肴がいい。聞くと昭和23年からの営業で、なんと建物もそのまま。
古ぼけてはいるが、居心地が良い。私の後に常連さんが何人か。皆知り合いのようだ。頂いた
メジマグロと月見が大変美味しい。加えて、燗していただいた純米酒がとても美味しかった。
 次は、今まで一度もお邪魔しては居ないが、有名店「ホッピー仙人」。ちょうど7時の開店に入った。
初めてなのに、何か見覚えがあるのか、久しぶりですねと声を掛けられた。初めてですと返事をしようとしたら、
すぐに次のお客さんが入ってきて、言葉が途切れた。しかし、その後、旨いホッピーを二杯いただき、
初めてですと言えなくなった。その代わり、浜田さんや吉田類さんの話に移行し、一緒に話しに加わってしまった。
つくづく自分が小心者だと実感。恥ずかしい限りだ。
 ここで勢いが付いて、「パパジョン」へ。バレンタインディの直前だったので、マスターに二つチョコレートが
届いた。パパももてただろうが、息子もモテモテ。この店も永く続きそうだ。
 さらに、「山荘」へ。マスターは、カウンターで常連客と飲んでいる。聞くと、お年は90歳を過ぎたそうだ。
サイドカーをお願いすると、なんとマスターがシェイカーを振ってくれた。バックでは、ジュークボックスから
テイクファイブが流れていた。

魚竹縮小.JPG

味泉縮小.JPG
2月14日はバレンタインディですが、日本百名居酒屋「魚竹・味泉」の放送日でもあります。

バレンタインディにちなんで?プレゼントのお知らせもありますので、皆さん是非ご覧下さい。

左の写真、上は魚竹の暖簾。

下は味泉の店内です。収録を終えて、百名盃がカウンター上にあるのが見えると思います。

 

先日、久しぶりに斉藤酒場へお邪魔したところ、私の隣に居酒屋好きと思われる中年の男性が二人。
あそこの店が良かったとか、あっちの方が良いとか、居酒屋談義を展開していました。
それだけなら、普通の光景ですが、一人の方がi-podを取り出し、なにやら映像を見始めました。
こんなところで、なにを見るのだ?とちょっと横目で見たら、なんと
「吉田類の酒場放浪記」(BSで放送中)ではありませんか!(映像は斉藤酒場ではありませんが)
いや~、世の中変わったものです。本を片手に店探しや、携帯片手に店探しをする人はいますが、
i-podの映像片手に店探しをする人もいるのですね。
もう一人の方は、盛んに感心するばかり。私も、横目で盗み見しながら感心してしまいました。
もしかして、居酒屋紀行シリーズもi-podに入れて持ち歩いている方がいるのでしょうか?

百名盃縮小.JPG前の記事で、百名盃の違いについて、皆さんの頭を悩ませてしまい申し訳ありませんでした。

ここで、その証拠を提出させていただきます。これが、百名居酒屋に貰って頂いている箱と、販売品の写真です。どちらがどちらかは分かっていただけると思いますが、右が百名居酒屋用、左が販売用です。

比べると随分違うと思いますが、テレビで見るとあまり違わないのかも知れませんね。まあ、テレビで見る映像はそんなものです。(しかし、これからハイビジョンになればこの違いははっきりするかもしれませんね。)

ハイビジョン撮影になった日本百名居酒屋がご家庭でそのままご覧頂くことができるのはいつのことやら。(トホホ)