2009年5月アーカイブ
昨日、5月28日は「日本百名居酒屋 美人亭・とんちゃん」の放送日でした。になさん楽しんでいただけたでしょうか?
早速、曲紹介。
一曲目は、高松の風景に使った
寺井尚子 の ONLY BLUE です。
久しぶりの寺井尚子。
瀬戸内海の穏やかな海にヴァイオリンが
良く合っていると吾ながら関心。
二曲目は、美人亭バックに使った
MILT JACKSON の
ISN'T SHE LOVELY です。
有名な曲ですね。
三曲目は、高知の風景バックに使った
STAN GETS の
TOOTSIE ROLL です。
高知県は、アルコール消費量で秋田県と1,2番を競っているらしいですね。
四曲目は、とんちゃんのバックで使った、
HEAB ELLIS の
BESAME MUCHO です。
ベサメムーチョ、と言えば日本でもたいへんに有名な曲ですね。
さて今回は、高松と高知にお邪魔したわけですが、なんと10年ぶりです。
居酒屋シリーズが始まってすぐに美人亭ととんちゃんを訪ねました。
どちらのお店も、変わらず、大変居心地の良いお店です。
美人亭は、何しろ魚が美味しい。そして、地元のお客様が楽しんでおられるのが手に取るように分かります。
常連さんの中には、5時開店なのに、4時過ぎには来店される方もいらっしゃるとか。
女将さんは、あまりに早いので、せめて4時半過ぎにいらしてください、と釘を刺したとか刺さないとか。
そして、私がお邪魔したときには、ご夫婦で来店され、座敷に座る前にカウンターの魚を注文して、お茶と、ごはんで晩御飯にされている方もいらっしゃいました。
本当に魚だけを食べに来ていらっしゃるのですね。
高松は、久しぶりなので、何軒かはしごをしました。
一軒は、まことにオーセンティックなバー「ふくろう」。
太田さんの新刊が5月15日に発売されました。
その名も「愉楽の銀座酒場」。(サイン会も予定されているようです。)
私も、今読んでいる最中ですが、さすがに凄い。銀座の店ばかり73店も紹介されています。
装丁も太田さんです。
表紙の写真は「テンダー」。中表紙は「ルパン」。
『銀座百点』に連載されていたものの単行本化ですが、その銀座百点は銀座に行かないと手に入りませんから、全国大田ファンには嬉しい限りです。
私も、何軒かの店にお邪魔したことはありますが、取材の内容と文章がさすがです。
明日にでも行きたくなるような店ばかり。
今思えば、私の銀座デビューは大学を出てすぐ。商社に入社した同期が、会社で輸入しているワインを出す店に連れて行ってくれました。
「ワインバー」と言う、まことに分かり安い名だったように思いますが、安くて良い店でした。
フランスパンが400円で、バター塗り放題。それに2000円のワインをボトルでもらいしこたま酔ったような記憶が。
その店は今は鳥料理の店になってしまいました。
そして、同じ頃連れて行ったもらったのが、「機関車」。
まだ大学出たての若造が、あの名バーのカウンターに座ったとは、かなり恥ずかしいかぎりです。
その機関車も今は無く、(その経緯は、銀座酒場に詳しく書いてあります)そじ坊になっています。
機関車のバーテンダーさんが、「TARU」のカウンターで、シェイカーを振っていると聞いて、出かけたものでした。
そんな、思い出にふけるにも、この本は最適です。
閉店すると言えば、昨日、王子さくら新道の「あんでぃら」が最後の日でした。
かなり以前の東京人の中の太田さんの記事に出てきますが、最近私のお気に入りでした。
何が良いかと言うと、沖縄の居酒屋そのものなのです。
肩の力が抜け、だらだらと飲める泡盛。
ネーネーの地元宮古島から取り寄せる食材で作った沖縄料理の美味しさ。それも、昔からの作り方で、何も新しいものはありません。
たまに、宮古島出身の唄者が三線を弾きながら歌ってくれることもありました。
あ~残念。
その「あんでぃら」の両隣に面白い店がありますので、ちょっと紹介。
一つは「リーベ」と言う古いバー。昭和27年からやっていると言うからもう50年を越えています。
いつもは、ママと老バーテンダーで営業されていますが、私が入ったときは、ママの娘さんが老バーテンダーに変わってお酒を造ってくれました。
その昔は、滝野川に醸造試験場があり、洋酒より日本酒が多く出たと言う話や、王子製紙などの大企業があったころの繁盛期の話など、王子の生き字引です。
もう一軒は、「秀楽」と言う居酒屋。秀楽という名前の店はなんと5代目。店主はそれぞれ変わっても、大家さんの意向で、名前だけは変えないでくれと言うことだそうです。
今の店主は、なかなかの好青年。(青年と言うよりはもう少し上かも)
生ビールはエビス。ホッピーは3冷です。お通しも少しづつ三品ありますし、なかなかの料理人とお見受けしました。
小さい店ですが、頑張ってもらいたい店です。
今週の木曜日14日は、日本百名居酒屋「味乃さつき・菜菜かまど」の放送日でした。皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?
それでは、早速曲紹介。
一曲目は、
FABRIZIO BOSSO の
MAMIHLAPINATAPAI と言う曲です。
どうもスペイン語らしいのですが、ちょっと不明。
南国鹿児島の雰囲気と銅像にあっていたでしょう?
右の写真は、たぶんクエだと思いますが、
美味しそうでしょう?
水産学部の連中は魚を見ると、何でも食べたくなる習性があるのです。
いやお恥ずかしい。
昨日、銀座のフォーシーズンズと言うバーにお邪魔したところ、NBA(日本バーテンダー協会)全国大会のポスターが。
今年は6月7日に新宿の京王プラザホテルで開催されるそうだ。
その大会にここのバーのバーテンダーである吉本さんが本選に出場されるとの事。
オーナーバーテンダーである勝亦さんは、以前全国大会で優勝された経歴を持つ。
以前から思うことだが、バーにはしっかりした団体があり、カクテルの技を競う大会があるので、それを目指してバーテンダー諸氏は腕を磨くのだ。
それは、ただ単にカクテルの美味しさと言う事だけでなく、バーのトータルの演出そして雰囲気を作り出す事にもつながっていると思う。
さらに、全国のバー同士が横のつながりがあり、どこへ行っても良いバーを教えてくれる。
飲む側としてはまことにありがたく、安心して飲み歩けると言うわけだ。
しかし、居酒屋にはこうした団体も競技会も無い。なので、良い店を紹介してもらうこともほとんど無かったが、最近少しづつ変化してきたように思う。
それは、居酒屋の店主が暇を見つけて、他の店へ飲み歩きをしているようなのだ。
私の地元浦和の和浦酒場の店長は、太田さんの居酒屋味酒覧をもって、全国をまわっている。北海道から大阪九州まで。
札幌の魚菜のご主人夫婦も、東京や大阪の店を廻ったと聞いた。
船橋の三番瀬のマスターなど、今度どこどこへ行くので、良い店を教えてとわざわざ電話をしてくるほどだ。
この傾向は大変素晴らしいと思う。
店を休まないと、遠くへは飲みに行けないし、ほとんどの店が日曜休みだったりするので、かなり困難だとは思うが、他の店を見て、良いところは取り入れる。悪いところは反省する。
そんな向上心が居酒屋にも欲しいところだ。
まあ、全国の居酒屋をまとめる団体など到底できそうもないので、居酒屋のご主人一人一人がそんな感覚で、全国の居酒屋を廻ってくれれば、良い居酒屋が増え、横のつながりも深まるであろう。
そんな将来に期待して、今日も一杯やりに近くの居酒屋へ。そして情報交換でも。

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