愉楽の銀座酒場
太田さんの新刊が5月15日に発売されました。
その名も「愉楽の銀座酒場」。(サイン会も予定されているようです。)
私も、今読んでいる最中ですが、さすがに凄い。銀座の店ばかり73店も紹介されています。
装丁も太田さんです。
表紙の写真は「テンダー」。中表紙は「ルパン」。
『銀座百点』に連載されていたものの単行本化ですが、その銀座百点は銀座に行かないと手に入りませんから、全国大田ファンには嬉しい限りです。
私も、何軒かの店にお邪魔したことはありますが、取材の内容と文章がさすがです。
明日にでも行きたくなるような店ばかり。
今思えば、私の銀座デビューは大学を出てすぐ。商社に入社した同期が、会社で輸入しているワインを出す店に連れて行ってくれました。
「ワインバー」と言う、まことに分かり安い名だったように思いますが、安くて良い店でした。
フランスパンが400円で、バター塗り放題。それに2000円のワインをボトルでもらいしこたま酔ったような記憶が。
その店は今は鳥料理の店になってしまいました。
そして、同じ頃連れて行ったもらったのが、「機関車」。
まだ大学出たての若造が、あの名バーのカウンターに座ったとは、かなり恥ずかしいかぎりです。
その機関車も今は無く、(その経緯は、銀座酒場に詳しく書いてあります)そじ坊になっています。
機関車のバーテンダーさんが、「TARU」のカウンターで、シェイカーを振っていると聞いて、出かけたものでした。
そんな、思い出にふけるにも、この本は最適です。
閉店すると言えば、昨日、王子さくら新道の「あんでぃら」が最後の日でした。
かなり以前の東京人の中の太田さんの記事に出てきますが、最近私のお気に入りでした。
何が良いかと言うと、沖縄の居酒屋そのものなのです。
肩の力が抜け、だらだらと飲める泡盛。
ネーネーの地元宮古島から取り寄せる食材で作った沖縄料理の美味しさ。それも、昔からの作り方で、何も新しいものはありません。
たまに、宮古島出身の唄者が三線を弾きながら歌ってくれることもありました。
あ~残念。
その「あんでぃら」の両隣に面白い店がありますので、ちょっと紹介。
一つは「リーベ」と言う古いバー。昭和27年からやっていると言うからもう50年を越えています。
いつもは、ママと老バーテンダーで営業されていますが、私が入ったときは、ママの娘さんが老バーテンダーに変わってお酒を造ってくれました。
その昔は、滝野川に醸造試験場があり、洋酒より日本酒が多く出たと言う話や、王子製紙などの大企業があったころの繁盛期の話など、王子の生き字引です。
もう一軒は、「秀楽」と言う居酒屋。秀楽という名前の店はなんと5代目。店主はそれぞれ変わっても、大家さんの意向で、名前だけは変えないでくれと言うことだそうです。
今の店主は、なかなかの好青年。(青年と言うよりはもう少し上かも)
生ビールはエビス。ホッピーは3冷です。お通しも少しづつ三品ありますし、なかなかの料理人とお見受けしました。
小さい店ですが、頑張ってもらいたい店です。
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“あんでぃら”が閉店しました。 とっても悲しいです。 この店には、ほぼ毎週通ってました。 実は以前も紹介したことがあるんだけど、その時はビミューに詳細を...続きを読む
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オヤジ様
たまたま新聞広告で気がついて、発売日に買い求めました。連載はじめは百点を時々いただいて読んでいたのですが、まさかあんなに連載が続いていたとは。オヤジ様の感想とかぶりますが、こうして一冊にまとまるとかなり壮観ですね。2、3軒店を知っているから銀座は俺の庭だとよくうそぶいてましたが、もううそぶけないかも。銀座は奥が深かです。知らぬうちに移転していた「ささ花」や「わいん厨房たるたる」に心ひかれます。
本日、買いました。これからゆっくり読みます。
同時に「今夜は家呑み」も買いました。
この不況時、「百名居酒屋」を見ながら家呑みをする
パターンが続いている者にとっては最高の本かと思っています(笑
こちらを見ながら肴を作って、百名居酒屋をBGMに「愉楽の銀座酒場」を読みながら...至福の時になりそうです(笑
新刊を拝読させていただいております。無性にワインが飲みたくなり、冷蔵庫の隅に眠っていましたボジョレーのボトルに手がのびてしまいました。ブルサンの味付けのり巻きをつまみに・・・
しおり紐が赤ワイン色というのも心にくいです。
愉楽の銀座酒場、内容は全てバーではありませんでしたね。
居酒屋も20%ぐらい出てきていました。
先日、トスティーへ行ったら、ちょうどこの本が掲載誌と言うことで送られてきた日でした。
マスターも始めて目を通すそうで、いい本ですね、と。
すぐ前の江戸源さんが閉店されたのが寂しいとも。