●日本百名居酒屋はこうして始まった。
1999年から8年間続いた居酒屋紀行シリーズもついに終わり、
ボーッとした毎日を過ごしていたのだが、
ある居酒屋巡りをされている方のブログで、
「たそがれ酒場」(1955年新東宝作品、内田吐夢監督)という映画の話を読み、
早速購入。そんな映画があること自体も知らなかった私には大ショックだった。
なんとも素晴らしい映画だ。
ある酒場の一日をとらえただけの映画だが、
そこには酒飲み達の喜怒哀楽、そして、人生そのものが、
まことに巧く表現されている。
若い時の野添ひとみ、小杉勇、宇津井健、東野英治郎、加藤大輔、
丹波哲郎、天地茂などを見られることも特記すべき映画だ。
皆さんも機会が有ったらぜひご覧ください。
そんな映画を見ているうち、旅チャンネルの編成から、
「居酒屋紀行シリーズはもう終わりにしますか?それとも続けますか?」との
打診があった。
私としては、8年間にも渡り同じ番組をやってきたので、
もうそろそろ潮時か?と思っていたのだが、前述した映画を見たことと、
視聴者の皆さんからのご要望が多いとの報告を受けていたので、
「あと少し続けようか。」との返事をした。
とは言うものの、ニッポン居酒屋紀行ファイナルと言うタイトルで放送していたため、
次のタイトルがうかばない。
「居酒屋紀行ゾンビ」なるタイトルを考えていただいた
視聴者の方もいらっしゃったが、まさかそれは。
それと、全都道府県を回り、ある程度以上の都市にはお邪魔したので、
これ以上番組で紹介できる居酒屋があるのだろうか?
(実際はまだまだあるとは思いますが、)という疑問が心の中にわいてきた。
そんな時、昔飲んでいるときに太田さんが、
「日本百名山に引っ掛けて、日本百名居酒屋ができないかな?」
と言っていたのを思い出した。
旅チャンネルの30分番組はほとんどが月二回放送。一年で24回。
これを2年やれば46回。
すなわち、一回に2軒の居酒屋さんを紹介すれば、